白菜特集もそろそろ限界なので、そのうち自然に終わる予定ですが、キムチの素を使った手作り白菜キムチはすでにこの日記の飾りだと言うことでしょうか。
とにかく、今日の主役は巨大タラバガニ。釧路から空輸されたこのカニは、30cmのフライパンを覆い尽くすような迫力。ダントツに良質のカニ。クリスマスだから、年末だから許されるのか。ありがたいことです。思わず、手を合わせてから頂きます。

とても素手ではかないません。カニを食べると言うことは格闘も同じです。素人は凶器(調理用はさみ)で襲いかかります。一本、また、一本と足を食べていきます。おいしさを言葉で表見するというのは、こんなにも難しいですね。食べ応えのある大きな足に、あふれんばかりのうま味が口の中に広がります。
ここに登場するのが、地元の酒蔵で作っている原酒のにごり酒。日本酒の味も知らないで酒の能書きをいうような人が嫌いな私ですが、お酒の度数ばかりを気にする人をよく見かけます。原酒のアルコール濃度は20度以上あります。以外と知らない人が多いような気がしますが、日本の優秀な麹菌はアルコールの生産能力や耐久力が非常に高く、ちゃんと醸造すれば20度を超える物です。市販の日本酒のほとんどが15度なのは、法的問題一番影響をしていると思いますが、本来の味を確かめるためにも原酒が欠かせません。

これ以上ない、最高のつまみに、最高のお酒。こんなに幸せなことがありますでしょうか。大きすぎて、一日ではとても食べ切れません。



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